京都大学理学部中央図書室
  home
 SciFinder講習会 2010 Q&A

SciFinder講習会(北部キャンパス(農学部総合館)【講義/デモ形式】(2010年10月29日)の事前アンケートによるQ&Aです。
化学情報協会・村野講師にご回答をいただきました。
◆質問事項1◆
これまで「SciFinder」をお使いになって、うまく検索できなかったことがありますか。
あれば、事例を挙げてください。
Q1>

フェロセンなどの複雑な有機金属化合物をどう入力すればいいのかわからない。

A1>
フェロセンについてはシクロペンタジエン環の炭素原子と中心金属を単結合で結べばよい
既知物質の構造を作図に生かす方法として、物質名称からの検索を行った後、得られた物質の
構造をクリックして、ポップアップメニューから「Explore by Chemical Structure」を選択する方法もある
Q2>

無機化合物、例えば、KHSO4(イオン性の物質)なんかをどう入力すればいいかわからない
A2>
分子式からの検索で「KHSO4」ではうまくいかない
これは塩の登録ルールが、遊離酸+金属という多成分登録になっているため「H2SO4.K」とする
なお、構造検索では自動的に考慮してくれるので「KHSO4」を「イメージしたとおり」の構造で検索できる
>Q3>

例えば化合物Aの合成方法を検索したとすると、検索結果に、同じ論文でも出発物質が違う場合はそれらが別々のものとして表示される場合があり、たまに、同じ論文だけで数10件表示されて検索結果が非常に見にくいものになってしまう。
同じ論文は一つの検索結果にまとめることはできないか。

A3>
反応の表示モードを変更することができる
<クライアント版>
プルダウンメニュー「View」から「One Reaction per Reference」を選択する
<Web版>
検索結果画面右上に「Display」という表記があり、ここで書類の上に三角フラスコが乗っているアイコンをクリックする
Q4>

ないことはないが、具体的に覚えていません。
A4>
思い出したらお知らせくださいSciFinderヘルプデスクをご利用ください
Q5>

アルケンの位置異性体を混同した検索結果が得られる。

A5>
構造検索の際に「Precision」により、作図に対する一致度を選択することができる
◆質問事項2◆
他にご意見ご質問等がございましたら、ご記入ください。
Q6>

化学系の研究をしているのですが、SciFinderは使ったことがありません。
普段はGoogleScholarを使っていますし、これで十分だと思っています。
GoogleScholarと比べて、特にSciFinderが優れている点があれば教えてください。

A6>
網羅性が断然異なる.また情報の質が異なる
特に物質を手がかりに検索する場合の網羅性・適合率を重要視するなら、SciFinderを利用したほうがよい